なぜ成長ホルモンが多量に分泌するのか
こんにちは!
加圧・美容スタジオB3神楽坂です。
気づけば11月もあと3日
今週末にはもう12月!
時の流れはあっという間に過ぎ去っていきますね〜
特に今月は早かった印象を受けています。
さて、前回のブログで
加圧トレーニングにハマる要素が
成長ホルモン!
とお伝えしましたが
今回はなぜ多量に成長ホルモンが分泌するのかを
お伝えしていきます!
1、加圧して血液の流れを制限することによる乳酸の蓄積
軽い負荷のトレーニングと言われても
重さは軽いけど体としては大きな負荷がかかっています。
筋肉には大きく2種類の筋肉が存在します。
(これは別途ブログで紹介します)
その2つの筋肉が速筋と遅筋です。
加圧トレーニングを行うことによって
普段はなかなか使いにくい、速筋が活動を開始すると
乳酸という代謝物が溜まってきます。
(乳酸=疲れて溜まる疲労物質)
階段を駆け上がったときに足が重だるく感覚は乳酸が溜まっている証
あのような感じが加圧トレーニングでしっかりと筋肉を鍛えているという
イメージになります。
加圧によって血流が制限されているので、乳酸は外に出ようと
思っても出ることができず、筋肉の中にどんどん蓄積されていきます。
2、成長ホルモンの分泌
乳酸が蓄積されると、筋肉の中にある感覚神経が感じ取り、
脳の視床下部(自律機能の調整を行う総合中枢)に信号を送ります。
イメージ
筋肉が疲れて大変なことになっている状況
すると、視床下部はさらに脳下垂体に指令を送り、成長ホルモンを分泌し始めます。
軽い負荷でスタートしますが
血液の流れが制限されているので次第に
負荷が高まっていき、人間の体を動かす指令を出している脳が錯覚を起こして
成長ホルモンの多量分泌につながっています。
小さい負荷だけど重い負荷だと感じ取る。
通常のトレーニングではあまり起こり得ない症状です。
成長ホルモンが多量に出ると言われていますが
実際にはどのくらいの量が出ているのか?
血中(血液の中)濃度は通常トレーニング時の10倍
安静時と比べると約290倍出ていると報告がされています。
290倍の成長ホルモンってなかなかイメージが持てませんよね。
私自身も、加圧トレーニングをやり始めた時に理解しにくい数値でした。
単純に1回の回数が1回やるたびに290回、2回やれば580回と
考えてみるととても効果的なトレーニングだと感じ取れたのが
加圧にハマるきっかけになったと今は感じています。